新型コロナウィルスが猛威を振るいはじめた2020年は、
普段目を背けている「死」の存在を眼前に突きつけられた年だった。
あの時、何が正しいのか分からぬまま、
自らの危険を顧みず目の前の生命と向き合った医療従事者たちがいた。
そして未知の病気を相手に孤軍奮闘する彼らの献身に共鳴した長渕が立ち上がった。
これは目の前に聳える大きな壁を前に無力さを痛感しながらも、
なお奇跡を信じ祈る人々がいた、という歴史の記録だ。
ダイヤモンドプリンセス号の集団感染に端を発し、パンデミック初期からコロナと闘い続けてきた国立国際医療研究センター(現・国立健康危機管理研究機構 JIHS)。そして震災やコロナ禍は言うに及ばず、それ以前から社会問題と向き合い、具体的にアクションを取ってきた長渕。未曾有の厄災を目の当たりにし、疫病の収束を願う両者の祈りと熱意が合致した結果、奇跡的に実現したこのライブは、約5年が経ったいま、大きな傷跡を残しながらもあの時の恐怖は薄れ、世界は日常を取り戻したかのようにも思える今だからこそ、「コロナ禍の最前線で戦う医療関係者を激励すべく長渕が歌った」という以上の意味を持つ。

長渕 剛
国立国際医療研究センター激励ライブ
DVD & Blu-ray

本商品は長渕剛オフィシャル・オンラインストア限定販売商品です。一般の音楽ソフト取扱店・ECサイトでの販売はございません。
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